• 隼人 仲宗根

起業の準備①何から始めるべきか


 多くの人は起業を決意したときから「成功のイメージ」を描いていると思います。期待と不安が入り混じりつつも、「こうすればもっと売れる」「こんなニーズがありそうだ」など事業へのアイデアがどんどん湧き出てきて、先をこされる前に早く開業したいと考える人もいるでしょう。しかし用意周到な計画と準備なくして、安定的なスタートアップはありえません。「こんなはずでは」とならないために、事業への情熱を燃やしつつも冷静に起業の準備を進めましょう。

 「起業準備」は何から始めたらよいのでしょうか。物件選びや設備、資金調達など何となくイメージはあるけれど、何から手を付けるべきか迷います。この迷いをなくすためには、まず「準備の種類」を区別します。

①お金のかかる準備

②物が必要な準備

③人が必要な準備

④お金、物、人がいらない準備

⑤事業計画書づくり

まずは大きく5つに分け、次にそれぞれ細分化していきます。例えば、

①のグループ(お金が必要)

・法人の場合設立費用

・物件予約、契約金

・通信、水道光熱契約

・仕入れ

・広告宣伝

・運転資金

②のグループ(物が必要)

・販売品物

・機械器具、設備

・通信機器、ソフトウェア

・内装、什器

・車両

・印鑑

③のグループ(人が必要)

・開業前トレーニング

・リサーチ

・商品陳列、ポップ等の作成

などです。そして①から③を細分化し、スケジューリングする作業が

④の「お金、物、人手のかからない準備」の第一歩です。

起業準備でまず始めるべきことは、自分の事業に必要なことを細かく整理整頓することです。

 やるべきことをひとつひとつを書き出していくと、いつまでに何をやるべきなのかが見えてきます。そうすると、意外と時間がないもの、余裕があるものにグルーピングできますから、優先順位の判断に役立ちます。開業直前になって、漏れていた物を慌てて間に合わせの適当なもので済ませるということも避けられます。

 業種によっては、オープン時期を季節に合わせることも必要ですから、設備等や仕入れの発注時期を正確に把握しておくことも重要です。「だいたいこの程度だろう」と見込んでいたものが実際見積もりを依頼すると、納品が大幅に遅れるということも可能性としては否定できません。

 そして起業準備のうち最も重要なのが、⑤の事業計画書の作成です。事業計画書は、金融機関から資金融資を受けるためだけのものではありません。「事業で成果をあげるため」やるべき事や方向性を文書化したものです。事業計画書については改めて詳述します。

 「起業の準備」取り掛かる前に、まずは「準備の整理」から始めてはいかがでしょうか。


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